
プチタタです。
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先日息子が古文の話をしたからか、ふと中高生の頃に読んでいた氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」を思い出した。
もう30年以上前に読んでいたコバルト文庫の小説。
ものすごーく懐かしい!(≧▽≦)
なんだかノスタルジックな気持ちになっちゃった。
私と同世代の人は読んでいた人も多いんじゃないかしら?
なんて素敵にジャパネスク

コバルト文庫のこのピンクの背表紙も懐かしい!
平安時代の物語で、内大臣家のおてんば娘(瑠璃姫)がいろいろ事件を起こしたり、東宮・帝即位問題に関係する政治陰謀事件なんかを幼馴染で許嫁の高彬や東宮のお忍びの姿である鷹男と一緒に解決していくラブコメディーなんだけど、なかなかシリアスな部分もあったような覚えがあるなぁ。
本当に夢中になって読んでた。
高校の国語の時間だったかな?授業で物語を書かされたときがあったんだけど、平安時代を舞台に書いたっけ。
今でも瑠璃姫が吉野に住んでいた頃の幼馴染の吉野君(実は帝の息子)という呼び名を「吉野」という地名を聞くたびに思い出しちゃうのよね。
それだけ私にとって印象が強い小説だったんだと思う。
30年も前のことで記憶が定かじゃないから、内容をネットで調べてみたら、「そうだった、そうだった」って思い出してきて、また読んでみたくなっちゃった(*´▽`*)。
10代の頃に読んだ本、今読むとまた違った感じ方をするのかしら?
作者の氷室冴子さんは2008年に51歳という若さで亡くなられているのがとても残念。
↓復刻版が出ていました!私はやっぱり元々の峯村良子さんのイラストの方がいいなぁ…。
藤本ひとみ

コバルト文庫では、もう一人藤本ひとみさんの書く小説も好きでよく読んでたの。
「まんが家マリナシリーズ」や「銀の薔薇騎士団シリーズ」とか。
主人公の特にかわいいわけでもない女の子がイケメンたちにモテまくりながら、いろいろな事件を解決していくようなお話だったと思う。
これまたものすご~く懐かしい!(≧▽≦)
ライトノベルのコバルト文庫じゃなくても藤本ひとみさんの本が出ればすぐに買って読んでたな。
かなり難しい内容の小説も書いてたんだけど、とにかく話の作りがすごくて、どうしてそんなこと考えつくんだろうって、藤本さんはものすごく頭のいい人なんだろうなぁって思った記憶がある。
才能に憧れたなぁ。
↓中古なのにめちゃくちゃ高い!もう一度読んでから売ろうかしら( ;∀;)。
最後に
若い頃、特に中高生の頃はよく本を読んでいたのに、いつからかな?子供が生まれてからかな?ほとんど本を読まなくなった。
どうしてかしら?
物理的に時間がなくなったということもあるけれど、読もうと思えば読む時間がないわけじゃないんだから、心の余裕がなくなったからなのかな?(._.)
コバルト文庫の本は他にもいくつか読んでいたけど、氷室冴子さんと藤本ひとみさんは別格だったと思う。才能がものすごい!
息子が女の子だったら絶対に読ませたかったな。特に「なんて素敵にジャパネスク」。
日本史が好きだから、きっと夢中になって読むはず!娘さんがいらっしゃる方はぜひ!
処分した覚えはないから、多分まだ実家に全巻眠っていると思う。
今度実家に帰ったら、探して持ち帰ってまた読んでみたいな。
読書再開のいいきっかけになってくれそう。